グループ加入と割引制度
元請責任:建設現場での労災発生時
建設業において、元請は「使用人」という位置づけとなり現場で数次にわたる全ての下請人に対して、災害補償の義務が課せられ下請を労災から守る安全配慮義務が発生します。
建設業は全業種の中でも死亡事故が依然多い状況です。
建設現場で労災の特別加入をしていない社長が死亡した場合、元請責任が発生するのでしょうか?
それは、死亡事故を予測・回避できたか?、被災者の健康状態を把握していたか?、工期に時間的な無理はなかったか?という死亡事故までのプロセスがポイントとなり、労災訴訟で元請会社に損害賠償金を請求することが想定されます。
そこで、下請会社に対して労災の特別加入をおすすめします。
下請業者紹介でスムーズに申請可能
親会社様の下請業者をご紹介させていただくことで、スムーズに労災特別加入が可能です。
下請会社様へ労災の特別加入の必要性を説明したうえで、下請会社の了承後に当組合まで下記の情報ご連絡下さい。
当組合担当より直接下請業者様へご連絡します。
下請業者様の情報
- ①会社名(屋号)
- ②住所
- ③担当者名
- ④TEL番号
- ⑤建設工事の業種(例、大工工事等)
- ⑥一人親方か労働者を雇用しているか?
- ⑦個人事業主か法人か?
グループ割引
中小事業主労災特別加入
2社以上のグループで同時申込みの場合は割引を適用します。割引額は、初年度のみです。
2社以上の場合
5,000円割引(1社につき)※初年度のみ
3社以上の場合
8,000円割引(1社につき)※初年度のみ
5社以上の場合
10,000円割引(1社につき)※初年度のみ
一人親方労災特別加入
一人親方労災の年会費は、1名につき12,000円です。10名以上のグループで同時申込みの場合は年会費は、割引となります。
1名の場合
12,000円(1名)※割引なし
10名以上の場合
10,000円(1名)※割引額:2,000円/1名
20名以上の場合
9,000円(1名)※割引額:3,000円/1名
30名以上の場合
8,000円(1名)※割引額:4,000円/1名